スライディングウォールとは?特徴・メリット・デメリットを紹介

スライディングウォールとは?特徴・メリット・デメリットを紹介

初めての住まい作り

先生、スライディングウォールについて教えてください。

住まい作りのベテラン

スライディングウォールとは、室内空間を区分するための可動間仕切り壁のことだよ。壁をスライドさせて開閉することができるから、空間をフレキシブルにレイアウトすることができるんだよ。

初めての住まい作り

なるほど、壁をスライドさせて開閉できるんですね。それは便利ですね。

住まい作りのベテラン

そうなんだ。スライディングウォールは、空間の使い方を工夫したいときや、プライバシーを確保したいときなどに活躍するよ。

スライディングウォールとは。

建築用語の「スライディングウォール」とは、室内空間を区切るために使用される可動式の壁のことです。

スライディングウォールの概要

スライディングウォールの概要

スライディングウォールとは、壁体を可動式の引き戸のような構造とし、壁を左右にスライドさせることで部屋の仕切りを変えることができる壁面の改修システムです。

スライディングウォールは、パーテーションと呼ばれる壁の可動式間仕切りの一種ですが、パーテーションよりも大型で、壁一面を可動させることができます。従来の壁のように固定されていないため、部屋の間仕切りを自由に調整することができるという特徴があります。

スライディングウォールの特徴・メリット・デメリット

スライディングウォールの特徴・メリット・デメリット

スライディングウォールの特徴・メリット・デメリット

スライディングウォールとは、壁を横にスライドさせることで部屋の間取りを自由に変更できる可動間仕切りです。一般的な間仕切りとは異なり、壁全体をスライドさせることで、部屋を完全に分けることも、開放的な空間にすることも可能です。

スライディングウォールのメリットは、まず、間取りを自由に変更できることです。例えば、来客時には広々とした空間として使用し、プライベートな時間には壁を閉じて個室にすることができます。また、壁をスライドさせることで、家具の配置を自由に変更することも可能です。

スライディングウォールのデメリットは、まず、費用がかかることです。一般的な間仕切りよりも高価で、設置には専門業者が必要です。また、壁をスライドさせる際に音が発生する点もデメリットとして挙げられます。さらに、壁をスライドさせることで、壁の強度が低下する可能性もあります。

スライディングウォールの種類

スライディングウォールの種類

スライディングウォールの種類

スライディングウォールには、大きく分けて3つのタイプがあります。

・アコーディオンドア型は、蛇腹のように折りたたまれているドアで、開けるときに壁の中に収納されます。狭いスペースにも設置することができ、開閉が簡単で、また、完全に開閉することができるため、開放感があります。しかし、遮音性と断熱性が低く、また、ドアが重いため、開閉時に音が大きくなるというデメリットがあります。

・引き戸型は、壁に沿って横にスライドするドアで、開けるときにドアは壁の中に収納されます。アコーディオンドア型よりも遮音性と断熱性が高く、また、開閉時の音も小さくなります。しかし、ドアの幅が狭い場合、開閉時にドアがぶつかってしまうというデメリットがあります。

・折れ戸型は、ドアが二枚に分かれていて、開けるときにドアが壁の中に折りたたまれるドアです。アコーディオンドア型よりも遮音性と断熱性が高く、また、ドアの幅が狭い場合でも開閉時にドアがぶつかる心配がありません。しかし、アコーディオンドア型や引き戸型よりも設置費用が高くなってしまいます。

スライディングウォールを設置する際に気を付けるべき点

スライディングウォールを設置する際に気を付けるべき点

スライディングウォールを設置する際に気を付けるべき点

スライディングウォールは、さまざまなメリットを備えた便利な間仕切りですが、設置する際にはいくつかの注意点があります。

まず、スライディングウォールを設置する場所の強度が十分であることを確認する必要があります。スライディングウォールは、重さが数十キロから数百キロになるため、設置場所の強度が十分でないと、壁が倒壊したり、床が抜けてしまう危険があります。

また、スライディングウォールの設置には、専用のレールが必要です。このレールは、壁の上部と下部に設置され、スライディングウォールがスムーズに開閉できるようにします。レールは、強度のある素材でできており、壁にしっかりと固定されている必要があります。

さらに、スライディングウォールの開閉には、専用の金具が必要です。この金具は、スライディングウォールの両端に設置され、壁の開閉を可能にします。金具は、強度のある素材でできており、スライディングウォールをしっかりと固定できるようにする必要があります。

最後に、スライディングウォールを設置する際には、電気配線や水道管の位置を考慮する必要があります。スライディングウォールは、電気配線や水道管を隠蔽することができるため、部屋をすっきりと見せることができますが、設置する際には、配線や水道管に干渉しないように注意する必要があります。

スライディングウォール設置後のメンテナンス

スライディングウォール設置後のメンテナンス

【スライディングウォール設置後のメンテナンス】
スライディングウォールは、一般的な間仕切り壁と比較してメンテナンスが容易で、長持ちする製品です。本体の表面は傷がつきにくく、水拭きで簡単に汚れを落とせます。また、レール部分にゴミなどが詰まっても、簡単に掃除機で吸引することができます。さらに、スライディングウォールは、耐久性に優れており、長期間の使用に耐えることができます。ただし、長く快適に使用するために、定期的なメンテナンスを行う必要があります。メンテナンスの頻度は、使用状況によって異なりますが、一般的には年1〜2回程度が目安です。メンテナンス内容は、レール部分の清掃、本体表面の汚れ落とし、可動部の潤滑油の注油などです。

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