軒裏換気とは?仕組みと種類、施工方法を解説

初めての住まい作り
軒裏換気とはなんですか?

住まい作りの専門家
軒裏換気は、小屋裏にこもった熱気や湿気を排出する小屋裏換気システムの一種です。小屋裏の天井面の1/250以上の換気口を2ヶ所以上、換気上有効な位置に設ける必要があります。

初めての住まい作り
棟換気との併用方法を教えてください。

住まい作りの専門家
軒裏に小屋裏の天井面に対して1/900以上の軒裏給気口を設け、棟換気は小屋裏の天井面の1/1600以上の排気口を確保する必要があります。
軒裏換気とは。
軒裏換気とは、小屋裏にこもった熱気や湿気を排出する小屋裏換気システムの一種です。軒天に換気口を取り付け、小屋裏の天井面の1/250以上の換気口を2ヶ所以上、換気上有効な位置に設けます。
軒裏換気と棟換気を併用する場合には、軒裏に小屋裏の天井面に対して1/900以上の軒裏給気口を設け、棟換気は小屋裏の天井面の1/1600以上の排気口を確保する必要があります。
軒裏換気に用いる換気口には、軒先用や壁際用などの専用の軒天換気口のほか、軒天の仕上材に用いる軒天有孔ボードなども使用されます。
軒裏換気の仕組み

軒裏換気とは、住宅の軒先と屋根の間にある空間を換気することで、屋根裏の湿気や熱を逃がすための仕組みです。軒先から取り入れた外気を軒裏に流し、軒裏の反対側から排出することで、屋根裏の空気を循環させます。これにより、屋根裏の温度と湿度を下げ、建物の耐久性を高めることができます。
軒裏換気には、主に4つの種類があります。1つ目は、軒先と軒裏の間に隙間を設けた「軒先換気」です。2つ目は、軒裏に換気口を設けた「軒裏換気口」です。3つ目は、軒裏の換気口と軒先の隙間を組み合わせた「軒先・軒裏換気」です。4つ目は、軒裏の換気口と軒先の換気口を併用した「軒先・軒裏換気の併用」です。
軒裏換気の施工方法は、住宅の構造や設計によって異なります。一般的には、軒先の隙間や軒裏の換気口は、軒天と呼ばれる軒先の板や軒裏の板に穴を開けて作られます。軒先・軒裏換気の場合には、軒先に隙間を作り、軒裏に換気口を設けます。軒先・軒裏換気の併用場合には、軒先に隙間を作り、軒裏に換気口を設け、さらに軒裏の換気口と軒先の間にも隙間を作ります。
軒裏換気のメリット

軒裏換気とは?仕組みと種類、施工方法を解説
軒裏換気のメリット
軒裏換気を施す最大のメリットは、住宅の寿命を伸ばせることです。軒裏換気は湿気を排出する効果があるので、家の耐久性が向上し、長持ちさせられます。また、軒裏換気は家の断熱性を高める効果もあります。軒裏を換気することで、家の内部の温度を一定に保つことができ、冷暖房の効率が良くなります。さらに、軒裏換気は結露を防ぐ効果もあります。軒裏換気は湿気を排出するので、結露が発生しにくくなり、家の耐久性が向上します。
軒裏換気の施工方法

軒裏換気の施工方法は、小屋組みの種類や軒の出の長さによって異なります。一般的な施工方法は以下の通りです。
①軒裏に換気口を設ける。
軒裏換気口は軒裏に空気の通り道を作るために設置するもので、軒先や軒裏に設置されます。軒裏換気口には、ルーバータイプやガラリタイプ、ネットタイプなどがあります。ルーバータイプは、羽根が回転して風の向きを調整できるタイプで、ガラリタイプは、格子状の穴が開いているタイプです。ネットタイプは、網状のネットが貼られているタイプです。
②軒裏に断熱材を入れる。
軒裏断熱材は屋根裏から軒裏に伝わる熱を遮断するもので、軒裏に敷き詰められます。軒裏断熱材には、グラスウールやロックウール、ポリスチレンフォームなどがあります。グラスウールは、ガラス繊維から作られた断熱材で、ロックウールは、玄武岩繊維から作られた断熱材です。ポリスチレンフォームは、発泡スチロールの一種で、軽量で断熱性に優れています。
③軒裏に防湿シートを張る。
軒裏防湿シートは、軒裏に湿気が侵入するのを防ぐもので、軒裏に張られます。軒裏防湿シートには、ポリエチレンシートやアルミシートなどがあります。ポリエチレンシートは、安価で施工性が良いのが特徴ですが、アルミシートは、断熱性や遮熱性に優れています。
④軒裏に野地板を張る。
軒裏野地板は、軒裏に仕上げ材を張るための下地材として使用されます。軒裏野地板には、合板やベニヤ板、杉板などがあります。合板は、木片を接着剤で貼り合わせたもので、ベニヤ板は、薄い木片を接着剤で貼り合わせたものです。杉板は、杉の木材を薄く削ったものです。
⑤軒裏に仕上げ材を張る。
軒裏仕上げ材は、軒裏の表面に張る材料です。軒裏仕上げ材には、杉板やベニヤ板、化粧合板などがあります。杉板は、自然な風合いがあり、ベニヤ板は、安価で施工性が良いのが特徴です。化粧合板は、木目の美しさを活かした仕上げ材です。
軒裏換気に使用する換気口の種類

軒裏換気に使用する換気口の種類
軒裏換気には、様々なタイプの換気口が使用されます。最も一般的なタイプは、軒先に設置される「懸垂式換気口」です。これは、軒先に固定された金属製の板に、換気用の穴が開けられたものです。懸垂式換気口は、軒裏の空気を効率よく排出することができ、施工も簡単です。
軒裏換気に使用する換気口には、他にも「軒天換気口」や「棟換気口」などがあります。軒天換気口は、軒天に設置される換気口で、軒裏の空気を排出する役割があります。棟換気口は、屋根の棟に設置される換気口で、屋根裏の空気を排出する役割があります。
軒裏換気を施工する際の注意点

軒裏換気を施工する際には、いくつかの注意点があります。まずは、小屋裏の換気口を塞がないようにすることです。小屋裏の換気口は、屋根裏の熱や湿気を排出する役割を担っています。軒裏換気を施工する際に、小屋裏の換気口を塞いでしまうと、屋根裏の熱や湿気が排出されなくなり、屋根裏の温度や湿度が高くなってしまいます。
次に、軒裏換気口の位置を適切にすることです。軒裏換気口は、軒先の近くに設置する必要があります。軒先の近くに軒裏換気口を設置することで、屋根裏の熱や湿気を効率的に排出することができます。また、軒裏換気口は、軒裏の壁面から一定の間隔を空けて設置する必要があります。軒裏の壁面から一定の間隔を空けて軒裏換気口を設置することで、軒裏の壁面が結露しにくくなります。
そして、軒裏換気口の面積を十分に確保することです。軒裏換気口の面積が十分に確保されていないと、屋根裏の熱や湿気を効率的に排出することができません。軒裏換気口の面積は、軒裏の面積の1/50以上を確保する必要があります。
