
耐用年数とは?
耐用年数とは、ある資産を、企業などが保有する期間のことです。資産とは、企業などが保有、使用、販売するために利用する有形の資産と無形の資産のすべてを指します。有形の資産とは、土地、建物、機械、設備、車、在庫などの物理的な資産のことをいいます。無形の資産とは、特許、商標、著作権、のれんなどの目に見えない資産のことです。
耐用年数の定義は、各国の法律や会計基準によって異なります。日本では、耐用年数は、減価償却資産の法定耐用年数と税法上の耐用年数の2つに大きく分けられます。減価償却資産の法定耐用年数は、企業などが減価償却を行うことができる期間を定めたもので、耐用年数の計算方法は、資産の種類によって異なります。税法上の耐用年数は、企業などが税務申告を行う際に、減価償却費を計算するための期間を定めたもので、耐用年数の計算方法は、減価償却資産の法定耐用年数と同様です。