軽量モルタルとは何か? | 性質やメリット・デメリットを解説

初めての住まい作り
先生、『軽量モルタル』って、どういう意味ですか?

住まい作りの専門家
『軽量モルタル』とは、住まい作りの用語で、砂に代えて、スチレン粒やパーライト、バーミキュライトなどの軽量骨材を使用したモルタルのことだよ。

初めての住まい作り
軽量骨材とは、具体的にどういう材料ですか?

住まい作りの専門家
スチレン粒は、発泡スチロールの原料となる材料で、軽量で断熱性に優れているんだ。パーライトは、火山岩を高温で膨張させたもので、軽量で吸水性に優れている。バーミキュライトは、雲母を高温で膨張させたもので、軽量で断熱性に優れているよ。
軽量モルタルとは。
建築・リフォーム関連用語である『 軽量モルタル』は、砂の代わりにスチレン粒やパーライト、バーミキュライトなどの軽量骨材を使用したモルタルのことです。
軽量モルタルの特徴とその歴史

軽量モルタルとは、普通モルタルよりも軽量なモルタルのことです。普通モルタルは、セメント、砂、水に砂利や石を加えて作られますが、軽量モルタルは、砂利や石の代わりに軽量骨材を加えて作られます。軽量骨材には、発泡スチロール、バーミキュライト、パーライトなどがあります。
軽量モルタルの歴史は、1950年代にヨーロッパで開発されたのが最初です。その後、日本でも開発され、1960年代には、建築資材として広く普及するようになりました。軽量モルタルは、軽量なので、建物に掛かる負担が軽減されます。また、断熱性や吸音性に優れているため、省エネルギーや防音対策にも効果的です。しかし、普通モルタルに比べて強度は劣るため、構造部材には使用できません。
軽量モルタルの用途と種類

軽量モルタルの用途と種類
軽量モルタルの用途は様々で、一般的なモルタルと同様に、建築物の壁や床、屋根などの仕上げ材として使われます。また、断熱材や遮音材、防火材としての役割も果たすため、マンションやオフィスビルなどの集合住宅や、耐震性が求められる建物によく使用されています。軽量モルタルには、水に練って使うセメント系軽量モルタルと、樹脂に練って使う樹脂系軽量モルタルの2種類があります。セメント系軽量モルタルは、通常のモルタルよりも強度が低く、軽量で断熱性や遮音性に優れているため、住宅の壁や床の仕上げ材として適しています。樹脂系軽量モルタルは、セメント系軽量モルタルよりも強度が高く、防水性に優れているため、浴室や台所などの水回りの仕上げ材としてよく使用されています。
軽量モルタルのメリットとデメリット

軽量モルタルのメリットとデメリット
軽量モルタルは、軽量骨材を用いることで従来のモルタルよりもはるかに軽量かつ強度を保つことができ、施工性を向上させることができます。また、軽量骨材には断熱効果があるので、断熱材の役割も果たすことができます。さらに、軽量モルタルは軽量であるため、地震時に建物の被害を軽減することができます。
しかし、軽量モルタルは通常のモルタルよりも高価です。また、軽量骨材の調達や施工方法が特殊であるため、施工には専門的な知識と技術が必要となります。さらに、軽量モルタルは通常のモルタルよりも強度が劣るというデメリットもあります。
軽量モルタルの施工方法と注意点

軽量モルタルの施工方法と注意点
軽量モルタルの施工には、通常のモルタル施工と同じ手順を踏む必要があります。しかし、軽量モルタルは通常のモルタルよりも軽量であるため、施工時に注意すべき点がいくつかあります。
まず、軽量モルタルは通常のモルタルよりも乾燥時間が短いため、施工時には手早く作業を進める必要があります。また、軽量モルタルは通常のモルタルよりも強度が低いため、厚く塗る場合は鉄筋などを入れたり、下地をしっかりさせたりする必要があります。
さらに、軽量モルタルは通常のモルタルよりも吸水性が高いため、施工後はしっかりと養生する必要があります。養生しないと、軽量モルタルがひび割れを起こしたり、強度が低下したりする可能性があります。
軽量モルタルの施工を行う際には、これらの点に注意して作業を進めるようにしましょう。
軽量モルタルの代表的な製品とその特徴

軽量モルタルの代表的な製品
軽量モルタルには、いくつかの代表的な製品があります。その中でも、最も一般的に使用されているのが「発泡スチロールモルタル」です。発泡スチロールモルタルは、発泡スチロールビーズをモルタルに混合して作られており、軽量で断熱性や防音性に優れています。
また、近年では「軽量骨材モルタル」も注目を集めています。軽量骨材モルタルは、軽量骨材をモルタルに混合して作られており、発泡スチロールモルタルよりも強度が高く、耐火性にも優れています。
そのほか、軽量モルタルの代表的な製品としては、「パーライトモルタル」や「シラスモルタル」などがあります。パーライトモルタルは、パーライトをモルタルに混合して作られており、軽量で断熱性や防音性に優れています。シラスモルタルは、シラスをモルタルに混合して作られており、軽量で耐火性に優れています。
軽量モルタルの特徴
軽量モルタルの特徴は、その軽さです。軽量モルタルは、従来のモルタルよりも比重が低いため、軽量化を図ることができます。軽量化を図ることで、建物の構造躯体の負担を軽減することができ、地震や台風などの自然災害に強い建物を作ることができます。
また、軽量モルタルは断熱性や防音性に優れています。軽量モルタルは、モルタルの中に気泡を多く含んでいるため、熱や音の伝わりを抑制することができます。断熱性や防音性に優れていることで、建物の居住性を向上させることができます。
さらに、軽量モルタルは耐火性に優れています。軽量モルタルは、モルタルの中に発泡スチロールビーズや軽量骨材などの不燃材料を多く含んでいるため、火災に強い建物をを作ることができます。
